基本理念

県歯を一つに
伝統を継承し、時代に応じた改革

【施策1】 医療保険に関わる支援の強化

  医療保険・介護保険制度の情報提供強化

ホームページやメール、SNS 等を活用した疑義解釈 等の迅速な伝達を行い、会員の先生方が本当に知りたい情報の収集に努めます。

また、保険ニュース・医療保険だよりの充実・刷新等を含む算定要件、算定ルールの周知徹底方法、個別指導対策での県歯、郡市区担当者を通じたきめ細やかな対応等についても強化します。


就任後すぐに実施します
医療・介護保険情報提供強化プロジェクトの設置を行います。

令和6年の医療・介護・障害の『トリプル改定』に対応すべく準備を開始します。

【施策2】 会員支援事業の推進

 会員とともに、郡市区会とともに更なる発展を

会員診療所の医療提供体制の安定した継続のため、医療保険・医療管理・医療安全対策・歯科衛生士需給問題への対応をはじめとした会員支援事業を継続拡大させます。同時に、県歯の財政はすでに健全で安定しているものの、さらに将来を見据えた基盤整備を実施します。

就任後すぐに実施します

歯科医療提供体制構築プロジェクトの設置を行います。

会員診療所における人材確保、労務(就業環境・労働条件)のサポート体制を構築します


◉歯科衛生士確保対策

歯科衛生士会が運営している歯科衛生士復職支援センターと歯科医師会が運営する登録歯科医院のマッチングを行います。

歯科診療所側は、歯科衛生士採用に対して、労務管理等、雇用側の心構え等について研修会を受講していただき、登録歯科医院となっていただきます。

そして、マッチングを行い、見学等を行なったのち、条件が合致した先に再就職するといった流れを検討しています。

【施策3】 組織改革の推進
  チームでゴールを目指す組織

組織を強化するために、個人のスキルアップとチームワーク、そして業務の見える化が重要と考えています。プロセスマップ(業務フローの図示)とスキルマップ(各人の持つスキルの一覧表)を活用して、個人のスキルアップを図り、適材適所の人員配置を行ないます。さらに、組織全体と担当者単位で共通認識のもと、事業の目的とゴールを見える化し、チームでゴールを目指す組織づくりを行います。

◉県歯運営の「見える化」「可視化」

 ・業務方法の共有化や標準化

 ・人材育成

 ・業務のボトルネックの解消

 ・コスト削減

◉事務職員の労働環境改善

 ・時代に沿った就業規則等の見直し


就任後すぐに実施します

県歯運営・業務可視化プロジェクトの設置を行います。

県歯の機構や運営方法の良き伝統を継承し、柔軟な組織を構築します。

【施策4】 連携・協力体制の強化
  郡市区会、行政、関連団体とともに

◉郡市区会との連係強化

 ・将来の県・郡市区歯科医師会を担う人材の育成

 県歯、郡市区会と連携協力のもと協働で県・郡市区歯科医師会で活躍できる人材を育成に繋げて行きます。

◉口腔保健条例改正への継続したアプローチ

平成 25 年に制定され 10 年経過している「福岡県歯科口腔保健の推進に関する条例」を時代に即した形にするための検討を行い、実行します。

 ・オーラルフレイルへの対応

 ・災害発生時・感染症蔓延時の歯科医師会の 役割の明確化

◉行政・他団体との積極的な意見交換

行政、他団体に対し、県歯の意見は積極的に主張しつつも歯科医師会として品格を持って謙虚な姿勢で臨みます。

 ・永続的で良好な対外関係が必須

 ・地域に沿った事業計画の促進(60 市町村とのアプローチ強化)


就任後すぐに実施します

補助金等事業構築プロジェクトの設置を行います。

会員診療所への受療に繋がるよう福岡県歯科口腔保健の推進に関する条例の一部改正や、公益的な観点からの事業の企画・立案を行います。

【施策5】 災害対策の充実
  歯科医師会が会員を支援します

◉災害時医療連携態勢の整備

災害時の多職種との連携強化のために協定を結び、九地連、福岡県の三大学、歯科衛生士会、歯科技工士会、歯科用品商組合と協議会を開催し、行政とも連携した体制を継続、拡大させます。

◉災害対策マニュアルの随時改定

令和2年作成の福岡県歯科医師会大規模災害時行動計画を令和3年9月に更新し、責務を果たせるよう平時からの備えて行きます。